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2007年12月19日 (水)

殺す風

 週末、ヒューロン湖畔のロッジで過ごすことになっていた男たち。しかしロンは姿をみせなかった。いったい彼はどこに?
 これ以上、どう紹介していいやら。ミステリとして読むなら、どうということもないエピソードが延々続くので、延々あらすじを紹介してもさしつかえないだろう。でも普通のドラマ、群像劇として読むなら、ひとつひとつが興味深いエピソードであり、くわしく述べるのは控えたい。
 ル=グイン『風の十二方位』 の冒頭に引用された詩『シュロップシャーの若者』を司書の駄弁者さんの「名文句集」コーナーに投稿するにあたり、ネット検索していたら、『殺す風』の冒頭にも同じ詩からの引用があると知った。それで興味がわいたので、購入。
 引用部分でそそられる気分は、本文からはなかなか味わえなくて、もどかしかったが、最後にはぴったりはまったように感じる。ただし、1962年版には、詩の引用はないそうだが。
 大部分は、ミステリというより、謎の部分もあるドラマという印象だった。あるいは、よくできた昼メロ。おもしろかった。

『殺す風』マーガレット・ミラー、吉野美恵子・訳、創元推理文庫、1995。
 "AN AIR THAT KILLS"by Margaret Miller,1957

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