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2007年12月 6日 (木)

十字館の殺人

 十角形の洋館の建つ無人の孤島。半年前に惨劇のあった
この島に、大学のミステリ研究会の面々が訪れる。外部と
の連絡がつかないなか、一週間の予定で滞在する彼らを、
再び惨劇が襲う。
 こないだ米澤穂信『インシテミル』を読んだとき、ため
にする殺人の話は好かないと思った(『インシテミル』は
良かった)。読みもせずにけなすのもなんなので、探偵小
説研究会編著『本格ミステリ・クロニクル300』で一冊
目に紹介されている『十字館の殺人』を手に取った。
 孤島の話と本土の話が交互に進む展開が意外で、ドラマ
としては本土の話がむしろ大きな要素になっているのがお
もしろかった。
 孤島と本土、双方で推理が進むが、最終的な解決が犯人
に委ねられるのは、おもしろい反面、探偵ものとしては物
足りなくもあった。
 ともあれ、もう少しこの手の作品を読んでみたいと思っ
た。
 後書きで小野不由美に謝辞が述べられている。奥さんだ
ったっけ?    

『十字館の殺人』綾辻行人(1987)講談社文庫。

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