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2008年3月19日 (水)

この胸いっぱいの愛を

 百貨店の駅弁フェアの調査のため、飛行機で東京から門司へ来た鈴谷比呂志。
飛行機内からバスに乗り換えた記憶がないまま、門司の町に降り立ったが、そこは20年前──1986年の世界だった。だがそこには彼以外にも、それぞれの想いを20年前の門司に抱く、飛行機の乗客がきていた。
 梶尾真治の『クロノス・ジョウンターの伝説』をもとに作られた映画『この胸いっぱいの愛を』を、原作者みずからがノヴェライズ化するという異例の経緯で書かれた小説。良。
 映画同様、過去の世界にタイムスリップした乗客たちが、その時代に置いてきた心残りを果たそうと行動する。それぞれの物語から、それぞれの感動が生まれる。
 映画との違いは、おおむね良。クロノス・ジョウンターの名前が出てきたときは、ちょっと違和感あった。クロノス解析うんぬん、というあたりでとどめておく位が、私としてはいいかなと思った。
 臼井は映画では、どんな役回りだったっけ? 観直さないと。
 映画での、その後の和美の描き方が大いに不満だったが、この小説のオチには満足。

『この胸いっぱいの愛を』梶尾真治、2005。小学館文庫。

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