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2009年10月

2009年10月28日 (水)

佐戸井けん太

ヘキサゴンに、佐戸井けん太が出てる。野田秀樹に似て来たなぁ。

2009年10月25日 (日)

不全世界の創造手

 2009.10.24
 『不全世界の創造手』小川一水、読了。まあまあ。
 自己複製するロボットを発明した高校生戸田祐機は、ベンチャー投資フォーラムで自分のプロジェクトへの投資を呼びかける。それに応えて来た二人のアメリカ人のボスは、16歳の少女ジスレーヌだった。
 ありふれた土や石などを体内に取り込んで自分のパーツを複製する、一見子馬のようなUマシンの詳細や、それを使って彼が行う土地改良プロジェクト、ジスレーヌたちシーメンタム・プロウズ社の〈敵〉となるGAWP(世界生産に関する一般協定)といった構図など、著者らしい嗜好・指向の題材を扱っている。
 しかし前半のキャラクター描写(およびイラスト)のラノベっぽさがうっとうしい。後半になると結構ハードになってよいのだが、台詞のやりとりや、友人・深沢大夜の存在意義(役には立ってるとは言うものの)など、わざと作品の質を落としてるように思えてならない。〈十二国記〉のようなラノベが若者に受けるのは、まれなことなのか?
 ジスレーヌやその母の特殊な才能は、かならずしも物語になければならない設定でもないだろう。話の焦点をぼやかしてしまっている気がする。
 テーマが好みなだけに、おしい所がいろいろ。

ザ・マジック・アワー、クライマーズ・ハイ

 2009.10.
 映画『ザ・マジック・アワー』(TV)三谷幸喜監督。良。ギャングのボス(西田敏行)の愛人(深津絵里)との情事を知られた部下(妻夫木聡)が、命と引き換えに、伝説の殺し屋を呼んでこいと命じられる。売れない役者(佐藤浩市)を殺し屋に仕立て上げるという大芝居をついた彼は、隠しカメラによる映画撮影といつわって、役者を街につれてくる。
 そんなバカな、と思っていたが、ともかく、笑えた。ナイフのシーンでは、腹が痛くなった。

 2009.10.
 映画『クライマーズ・ハイ』(TV)堤真一ほか。良。群馬県御巣鷹山への日航機墜落をめぐる、地元新聞社の人間模様。
 うまくまとまっているが、少々物足りない。原作を読むべきだろうな。
 でも、映画は145分で、放送時間は約130分。ノーカットなら満足したろうか。

2009年10月22日 (木)

キタイ/キレノア/グインサーガ

 2009.10.21
 本屋で『グイン・サーガ PERFECTBOOK for ANIMATION』(別冊宝島1656)を見る。昔どこかで見て、以来探し続けているのに見つけられない、キタイ国が描かれた地図が再録されている!『グイン・サーガ・オフィシャル・ナビゲーション・ブック』(早川書房、2004)からの再録らしい。その本なら、以前古本屋でセロファン密封されてるのをみつけ、店員に頼んで中をあらためさせてもらったことがあるのだが、そこに地図はなかった。再三確認したのだが、見落としたのか、それともきれいに切り取られていたのか。それ以来、あいまいな記憶をたよりに『僕たちの好きなグイン・サーガ』だったかも、と探していた(そんなタイトルの本は、存在しません)。
 その地図には、東方のキタイ国のほか、南方に南キレノア大陸北部が描かれており、ランダーギア国もそこにある。
 キタイも、南キレノアも、意外に近い。はるかなる東方とか、海の彼方、という雰囲気ではない。ちゃんと栗本薫が監修してるのだろうか?
 しかし、その地図だけのために千円出す気には、今はなれない。目で見て憶えて帰ってきて、ラフに描いてみた。
>>http://homepage1.nifty.com/beHungry/neverwhere.f/erewhreven-library.html#%83L%83%8C%83m%83A%82%BB%82%CC%82Q

 上記の作業のため、本機(MacBook14inch+MacOS X LEOPARD)に画像ソフトを初搭載。GIMP with X11。テキストツールで日本語が使えないのか?

2009年10月15日 (木)

バチスタ、容疑者X、コボ、手紙

 2009.10.13
 映画『チーム・バチスタの栄光』(TV)良。
 東城大学医学部付属病院の心臓バチスタ手術は、一般的な成功率が60%にとどまるのに対して、過去26件をことごとく成功させてきた。
 そのバチスタ・チームの手術が3件続けて失敗し、患者が死亡する。チームリーダーの桐生助教授(吉川晃司)は原因究明を希望。患者からの苦情処理をしている医師、田口(竹内結子)が、ひょんなことから調査をまかされることに。
 そこに途中から厚生労働省の白鳥(阿部寛)が加わり、やがて意外な事実が。
 「事件」をめぐるさまざまな状況と人間模様。「原因」にもドラマがあり、どんでん返しがある。伏線がきっちり回収され、何度も膝を打つ。おもしろい。続編『ナイチンゲールの沈黙』が放映されてたが録画しなかった。惜しいことしたかな。
 余談だが、最近は助教授ではなく准教授と表記されることが多いのだが、ここでは助教授。

 2009.10.14
 『容疑者Xの献身』読了。良。
 旧江戸川の堤防で全裸の男が他殺体で発見された。顔も歯もぐしゃぐしゃにつぶされており、指紋もすべて焼き消されていたが、近くに放置された自転車に出された盗難届から、ほどなく某駅前近くのレンタルルームに宿泊していた男が被害者として浮かび上がる。
 重要参考人として被害者の元妻に捜査が及ぶが、彼女には完璧なアリバイが。彼女の隣室に住む男が、草薙刑事と同じ大学出とわかったことから、話が同大学准教授の湯川の耳に入る。
 この本を読む前に読みかけていたSF(ハード・ワイヤード、火星の長城)に気分が乗りきらないまま手に取った『X』に、一気にはまってしまった。やっぱりベストセラー作家の文章は読ませる。面白い。
 残念なのは、前作『探偵ガリレオ』同様、「推理小説」然としていて、叙情性の物足りないところ。
 どんでん返しには参ったが、終わり方が唐突。宮部みゆきなら、いや、東野圭吾でも他の作品なら、もっと余韻を残す終わり方になってるのに。東野作品の中でこの作品が直木賞に選ばれたことを考えると、よけいに物足りなく思える。

 読売新聞『コボちゃん』にて。おかあさん「二人目ができたの」!!! なんてことだ、永遠の幼稚園児コボちゃんがお兄ちゃんになるなんて。歳をとるなんて。かねてより、誰かやってくれないかと切望していた、登場人物が歳を重ねる四コママンガを、植田まさしはやろうとしているのか? 今後に大いに期待する。
 P.S.他所のサイトでも、新聞(朝日まで!)でも、けっこう話題になってるようだ。やっぱりみんな、びっくりしたんだな。 

 2009.10.15
 映画『手紙』(TV)良。
 武島直樹(山田孝之)のたった一人の肉親だった兄が殺人を犯してから、彼の人生は変わった。兄は無期懲役となって刑務所へ。直樹は大学進学をあきらめ就職するが、兄の罪が周囲に知れるたびに転職、引っ越しを余儀なくされる。中学時代からの友人とコンビを組んでの漫才への夢。とある工場で知り合ったユミコとの交流。ささやかな希望と挫折の繰り返し。罪を犯すとはどういうことか、償うとはどういうことか、考えさせられる作品。さだまさしの「償い」に感動したからといって、手紙や仕送りをまねてもつぐないにはならないのだろう。十人十様のつぐないがあるのだろう。
 それにつけても惜しいのは、女優・沢尻エリカを失ったこと。押井学も。ついでに山田君、漫才の場面はもうちょっとはじけてほしい。
 そういえばこれも東野圭吾原作。この叙情性が、なぜ『容疑者Xの献身』(本)にはないのだ?

2009年10月12日 (月)

アシッド映画館、環天頂アーク

 2009.10.10
 書き忘れてたが、一週間前の十月三日、アシッド映画館、終了。十月二十四日の特番放送を熱くアピールする以外は、特に変哲もないいつも通りの映画紹介で、終わった。ひとまずは、おつかれさまでした。特番が定期的に続くことと、いつかレギュラー番組に戻ることを祈るものの、あまり期待しないでおこう。鳥居さんや平野センセイには、せっかくのホームページを復帰のための重要な道具としてフルに活用していただきたい。
 ところで先日ABCテレビで放映された、「シネマにフォーリンラブ!」という番組は、「構成・天の声:平野秀朗」になってたが、かっこ書きでアルファベット三文字の肩書きがついていた。ABC社員じゃない気はしてたが、あれが所属組織なのだろうな。なんだっけ?忘れた。

 2009.10.11
 昨日は京都で虹を見た。西日が東の黒雲に射して、鮮やかな左半分の弧を描いていた。
 今日は田んぼで環天頂アーク! 夕方四時頃、刷毛で掃いたような雲が散乱する空で、そのうちのひとつの雲に投影されるように虹模様が、鮮やかに染められていた。九月十日以来。

2009年10月11日 (日)

銀河ヒッチハイクガイド

 2009.10.09
 映画『銀河ヒッチハイクガイド』(DVD)。まあまあ。
 汎銀河的ベストセラー「銀河ヒッチハイクガイド」をガイド役に、さまざまな冒険にでくわすイギリス人アーサー・デントの物語。ダグラス・アダムスの同名小説を映画化。
 銀河帝国の超空間高速道路建設のため、地球は取り壊される。しかし15年前から地球人になりすましていたベテルギウス人フォード・プリーフェクトと友達だったおかげで、アーサーはヴォゴン人の宇宙船にヒッチハイクして消滅直前の地球を脱出する。
 一方、新開発の無限不可能性ドライブ駆動の宇宙船〈黄金の心〉号を銀河帝国から盗んで逃走中の銀河帝国大統領ゼイフォードは、たまたま立ち寄った消滅前の地球でナンパした美女トリシアを乗せて、伝説の星マグラシアを目指していた。

 原作のエッセンスをうまく生かし、良く汲み取ってアレンジして一本の脚本にまとめている。美しく楽しいVFXで飾り立てられたB級SF映画。
 無限不可能性ドライブの映像表現が楽しい。これを駆動すると宇宙船があらゆる場所に遍在する、という設定は、SFマインドを大いにくすぐるとともに、ばかげたストーリー展開を押し進める不可欠な要素になっている。
 地球で最も知的な生物が何をやっていたか、という話は、「マトリックス」や「ハイペリオン」の元ネタかと思わせる壮大なネタだ。

 ただ、後から原作を読むまでよく理解できないことも少なくなかった。なぜアーサーの脳が・・・とか。
 タイトルのわりに、それほどヒッチハイクしなかったような。

2009年10月 5日 (月)

君への道

 2009.10.04
 Amazonにて。TOO FAR AWAY/TAKAJIN SINGLE COLLECTION/やしきたかじん。
 二十年以上前、あるラジオ番組(ミスキャンパスDJ)が終了するときに、ある曜日担当の女性(あまのゆうこ)がラストトークしながらバックに流したのが「君への道」というフレーズが繰り返される歌だった。テープに録音して何度も聞いたのだが、誰の歌かは知らなかった。最近になって、他のアーティストが歌っているのを聞いたり、やしきたかじんに似てる気がしてアルバムを探したりしたが発見できなかった。
 iTunesを利用するようになってのち、昨日誰かの歌がラジオから流れていた。検索してみたら、作ったのは伊藤薫という人。やしきたかじんも「TOO FAR AWAY」というタイトルで歌っていると知り、試聴したら懐かしいアレンジだった。
 伊藤薫さんは「ラブ・イズ・オーヴァー」なども作っている。やしきたかじんと縁があったのだなぁ。すでに故人。

2009年10月 4日 (日)

追想五断章、ほか

 2009.09.19
 『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 8』読了。ジャブローにおけるニュータイプ研究の場面はオリジナルかな? 見覚えがない。ガルシアも。アマゾン原住民と交渉するシャアは以前にもあったが(それとも先に読んだ9巻以降?)安彦氏のオリジナル場面はいいなぁ。コア・ファイター、ついに登場。ラストを同じ絵で描くには必要なんだが、無しで通せるものなら通してほしかった。コア・ファイター無しのガンダムが気に入ってたのだが。

 2009.09.24
 『追想五断章』読了。父の死で大学休学を余儀なくされ、伯父の営む古書店を手伝いながら居候する菅生芳光。伯父が引き取ってきた古書の中のマイナーな同人誌を求めて訪ねてきた北里可奈子が探す、叶黒白という作家の五編の小説。依頼を受けてそれらを探すうちに見えてくる、作家の人生と彼が書こうとしたこと。
 平成四年という時期を選んだのは、携帯電話やインターネットを排除するためだろう。主人公の境遇も時代と密接に関わっている。
 長野を訪ねた章では、好奇心が猫を殺す、的なハラハラ感を持っていたのだが、作者の意図するところではなかったようだ。
 結局、父と母の間には、愛はあったのか? 娘と父の間には? わからずじまい。
 私にとってはミステリというより、芳光の物語だった。

 2009.09.26
 『無限の住人 25』沙村広明、読了。尸良の最期。練造の仇討ち。
 闇雲なまでに凄絶な最期に感動しつつ、安堵。そろそろ綺麗に幕引きしてくれよ。
 
 『蟬時雨のやむ頃 海街diary 1』吉田秋生、読了。鎌倉の旧家にきょうだいだけで暮らす三人姉妹、幸、吉乃、千佳。十五年会っていなかった父親の死の知らせと異母妹「蟬時雨のやむ頃」。異母妹すずのお引っ越し「佐助の狐」。すずのサッカー・ライフ「二階堂の鬼」。
 良。

 2009.10.03
 映画『おくりびと』(TV)良。広末涼子は、相変わらずだなぁ。夫婦がキスしないのが、不自然(あそこまでやってて)。

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