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2009年11月10日 (火)

時間線上のGoogle Earth

 荷台に立てた棒の先にカメラのようなものを据えたトラックとすれちがった。Google Earth で使われる街の写真を撮影する車だろうか。たまに見かける。
 プライバシーの侵害を憂える声もある。それへの配慮は必要だが、こうした画像がさらに詳細に、さらにこまめに撮影され更新され、記録として蓄積されたら、おもしろいことになるかもしれない。
 近い将来(たとえば10年後)、10年前の自分の家を見に行けるかもしれない(もちろんネット上で)。
 過去の犯罪現場の再捜査に使われるかもしれない。
 歴史的瞬間を確認できるかもしれない。
 充分なデータが蓄積されれば、ある意味で、過去を変えないタイムトラベルが実現することになるかも。
 
 梶尾真治「百光年ハネムーン」は、100光年先にある惑星トリスタンに行くと、100年前の地球から届いた光が鮮明に観測できるという設定。
 桜井亜美『神曲』では、クオークコンピューターが情報衛星や地上の監視カメラ映像などを使って世界をほぼ完璧にシミュレートしており、それを使った犯罪再現捜査が行われている。
 A.C.クラーク&S.バクスター『過ぎ去りし日々の光』では、ワームホールを使って過去を観測できるようになり、イエス・キリストの生涯を調べる〈10000日プロジェクト〉が行われたりする。

 Google Earth がスタートしたのはほんの数年前だから、それ以前にさかのぼることはできないが、SFファン的には期待大である。

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