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2009年12月

2009年12月28日 (月)

映画グランプリ

 2009.12.28
 アシッド映画館リスナー有志による、2009シネマグランプリが発表されました。ごらんください。(これは私も投票しました。今年は一本しか観てませんが)(爆)
 また、映画ゼロ年代ペストテン(ブログ「男の魂に火をつけろ!」)も発表されました。(こっちは、選んでみたけど投票はしてません。→11.29)

2009年12月26日 (土)

携帯電話修理、SnowLeopard、『人生は五十一から』、竹島

 2009.12.21
 携帯電話修理ができたので、帰宅後外出。修理代(落っことし過ぎた)3150円(安心パック使用)。
 MacOS X 10.6 SnowLeopard、5600円。
 古本を売りに行く。約四十冊(うち約五冊売れ残り)→950円。諸星大二郎『魚類図説』300円買う。

 2009.12.24
 小林信彦『人生は五十一から』読了。
 週刊文春に1988年の一年間にわたって連載されたエッセイ集。解説の赤瀬川隼氏の書く通り、「東京の下町に生まれ東京で育ち、十代から映画・演劇・音楽・寄席などに自由に親しみ、長じてからもそれらと縁の深い仕事にかかわってきた著者の文章には、トピックスの面白さとともに、江戸っ子の粋とでもいうものが自然に滲み出ている」。
 1932年生まれで、ちょっぴり古い気質で世の風潮を批評する様子は、日本語の乱れの指摘などに少々古くささも感じつつ、こういう人がご意見番として居続けてくれることに安心感をおぼえる。

 2009.12.25
 高校教科書の新学習指導要領解説書に、竹島を記載せず。中学校のには、去年自民党政権で記載して韓国の反発を買った。
 あのね、韓国は竹島に基地を作って領有をどんどん既成事実化していってるのに、なんで指導要領解説書(教科書自体ではない)にさえ載せないの? せっかく中学校のには載せたのに、後戻りするなよ。政権交代したこと以外は、なんもいいことなかったなんて、思いたくないよ。

2009年12月18日 (金)

ABCアシッド映画館、ホームページ閉鎖

 とうとうアシッドのホームページに、「閉鎖」のお知らせが出た。
 無念なり。
 途中からのリスナーだったが、
 新作映画をほとんど観ない、映画ファンというよりアシッドファンだったが、
 楽しませてもらいました。
 出演者のみなさん、スタッフのみなさん、
 どうもありがとうございました。

2009年12月16日 (水)

本屋にて

 本屋にて。
 栗本薫のグインサーガ第130巻『見知らぬ明日』発売。第二章の途中で力尽きたか、極薄のページ数。挿絵はしっかり2枚(1ページ版&見開き)。本編初の他人によるあとがきは、夫にして刊行当初の編集長、今岡清氏。泣かせる。
 映画『スラムドッグ・ミリオネア』の原作小説『ぼくと1ルピーの神様』が文庫で出ている。序章を立ち読みして引きつけられ、これはいかんと、DVDをレンタルした。
 加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』、大学教授の著者が、どっかの学校で、高校生と中学生を相手に、日清戦争から太平洋戦争に至る日本の歩みを教えた。生徒とのやりとりも含めた、講義風の筆致が、読みやすそうで購入。読んでみると、けっこう、前書きから眠気が。失敗か?

2009年12月 8日 (火)

東京タワー

 2009.12.05
 映画『東京タワー オカンと僕と、時々、オトン』(TV)。良。
 九州の筑豊の炭鉱町で少年期を過ごし、さびれゆく故郷に見切りをつけて上京した主人公。自堕落な5年間の大学生活を仕送りで支える故郷の母と、別居して久しい父と、友人・知人・親戚ら、主人公を取り巻く人々との交流の物語。
 原作はリリー・フランキーの自伝的小説のようである。
 ドラマや舞台など、他のバージョンは観てないが、この映画のキャスティング以外に考えられないと思える、ぴったりの配役の出演者たち。
 放送局のADをやったりトークしたり、なるほど、そのことをとっても、「ABCアシッド映画館」の平野秀朗氏が年間ペストテン第三位に入れる思い入れぶりもうなずける。

 床屋のついでとはいえ・・・年内禁断のはずの古書店。
 西原理恵子『上京ものがたり』ちょうど今朝、NHKラジオの「著者にきく」に出ていた。
 安彦良和『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 18』ララァ編・後編。

2009年12月 4日 (金)

西谷史『タイム・ダイブ1986』

 2009.12.03
 西谷史『タイム・ダイブ1986』読了。
 1985年、電機メーカーに就職して二年。中島史は平山武と再会する。行方不明の恋人・圭織を探し続けている史は、ひょんなことから彼女の兄である武と、パソコン通信に関する本を共同執筆することになり、その成功をきっかけに事業を起こす。バブル期を前にした好景気の時代を背景に、彼らの会社の発展を描きつつ、圭織の失踪を探る史が遭遇する謎の数々。いったい彼女はどこへ行ってしまったのか。
 時計をグイ吞みの箱に入れたのは誰か。壊れたはずの時計はなぜ直っていたのか。そんなこんなの謎を並べられると、当然期待するのは、タイムトラベルでこれをどんなふうにやってのけるのか、だ。タイトルがタイトルだ、当然だ。
 にもかかわらず、なのだ。
 1985〜6年の社会の様子も、当時のパソコン事情・パソ通事情も興味深い。戦争中の祖父にまつわる話も。同僚の綾香との交際も気になって読ませられる。過ぎ去りし圭織との日々も。でも、期待してたのとは、ちょっと違うなぁ。
 これはタイムトラベル物というより、ある会社員を主人公にした恋愛小説・青春小説に、たまたまタイムトラベルが出てくるだけ、という感じ。いろんな伏線らしきものも描かれるが、あれだけではクライマックスの展開が唐突に感じる。
 なぜ綾香は消えたのか。納得いかん。納得しなきゃならないとしたら、パラレルワールドという解釈しかないのだが?
 主人公がかなり著者を思わせる人物で、著者自身の祖父の体験も反映されてるようだが、どこまで事実を反映してるんだろう?

2009年12月 2日 (水)

『まんがで読破 失われた時を求めて』

 2009.12.02
 プルースト原作『まんがで読破 失われた時を求めて』読了。
 裕福なブルジョアの子息「私」が、コンブレーの町の名家であるゲルマント公爵家やユダヤ人富豪スワン家との交流を端緒として、海辺の町バルベックやパリの貴族街などの社交界で過ごした日々を振り返る。
 ブルジョアとは何か、というところからして、よくわかってないのだが、辞書によると(1)中産階級市民(2)資本家階級(3)金持ち、といったところらしい。裕福なブルジョアというのはつまり、大金持ち、ということか。そういえば、主人公たちは働いている様子がない。プルースト自身、そのような身の上だったようだ。
 原著者紹介によると、プルーストの書いた『失われた時を求めて』は、「その独特の構成力と時間解釈は、文学者だけでなく20世紀の哲学者たちにも多大な影響を与えた」そうで、こりゃ読まないとって気にさせられるが、書店で手に取ってパラパラみても、ちっともそそられたことがない。
 それにしても、最初から最後まで社会(というか上流社会)の「性的乱れ」を陰に陽にえがきどおしで、それが著者の言いたいこと?と首をかしげてしまう。絵が洗練されたリアルなタイプでなくてよかった。生々しくなるのを免れている。
 とはいえ女性は充分チャーミングだし、風景や建物、家具や衣装もしっかり描けている。
 誰の絵だろうと思ったら、「企画・漫画 バラエティ・アートワークス」とのこと。チーム作業のようだ。
 岩井俊二が映画『LoveLetter』でこの本を小道具に使ったのは、もちろんタイトルゆえだし、藤井樹(男)が絶対読んでない本の代表としてだ。でももしかして、彼がある種の“ソドムの男”であることの暗示(美少女好き、美少年好き)だったりして、などと妄想してみるのもおもしろい。

2009年12月 1日 (火)

書店にて。

 2009.11.30
 数ヶ月ぶりの書店A。目的は、SFマガジン50周年記念号(2010年1月号)。最近の奈良北部・京都南部の本屋でSFマガジンを見つけるのは困難なのだが、ここにはあった。手に取り、海外の作家からのお祝いメッセージなどに目を通してると買う気がむらむら湧いて来たが、値段(2500円)を見て萎えた。エッセイや書評、対談のたぐいは読んでも、収録短篇を全部読むことはありえない(過去の経験)のでもったいないし。でも久々に加藤直之の魅力的な絵を見た。近年、がっかりさせられることが多いので。(消滅の光輪の表紙はよかったが)
 次号は記念第二号として日本の作家を取り上げるらしい。「早川さん」は、そっちだな。
 その後、店内をうろうろしてると、『銀河乞食軍団』の合本版を発見。すごい! 単行本の倍ほどあるので、A4版だろうか。文庫版1~5巻と6~10巻がそれぞれ一冊になっている。三段組(笑)。鶴田謙二の表紙がいい。これもそそられるが、思えば1巻しか読んでない悪い読者だった。
 代わりに(?)高田郁『出世花』とマンガ『失われた時を求めて』を買う。後者は、絶対プルーストを読むことはないと断言できるが、どんな話か知りたかった(岩井俊二の映画『LoveLetter』ファンとしては)。

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