最近のトラックバック

« コンピューターおばあちゃん | トップページ | 古書店にて »

2010年4月19日 (月)

生体工学の神

 映画『ブレードランナー』で、自分の製造者タイレル社長と対面したレプリカント(人造人間)、ロイ・バティが言う台詞に、こういうのがある。
 「生体工学の神が天国から呼んでるってわけか」(日本語吹き替え)
 一方、日本語字幕では「生物工学の神が呼んでいるぞ」となっている。

 どっちが英語どおりなんだろうかと、以前から思っていたが、DVDによると、
 "Nothing the god of biomechanics wouldn't let you in heaven for."

 前に紹介した(2009.08.22)、
  "Replicants weren't supposed to have feelings.Neither were Blade Runners.What the hell was happening to me?"
  "I've had people walk out on me before,but not when I was being so charming."
でもそうだったが、素直に訳すのが難しい英文だ。

 たぶん語順は文法どおりだと、
 "The god of biomechanics wouldn't let you in heaven for nothing."
じゃないか? で直訳すると、
 「生体工学の神は、何も無しでは、君を天国に入れてくれないだろう」か?

 吹き替えや字幕と違いすぎるので、ネットで調べてみた。

 「バティがタイレルを殺す時に言う「Nothing the god of biomechanics wouldn't let you in heaven for.」は、字幕では「生物工学の神が呼んでいるぞ」だが、「生物工学の神はあんたを天国に入れてくれないぜ」が正しいのでは?」
(「POSTER-MAN〜極私的映画ポスター収集帖〜」の「POSTER COLLECTION」の「BLADE RUNNER(3)」から引用)


 「生物工学の神もあなたを天国に入れないではいられないようだ。」
(「ひろしの字幕鑑賞」2006.12.16の記事「like tears in the rain」から引用)

 お二人の訳も、微妙に違っている。ほんとはどういうニュアンスなんだろう?

« コンピューターおばあちゃん | トップページ | 古書店にて »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/502963/48132099

この記事へのトラックバック一覧です: 生体工学の神:

« コンピューターおばあちゃん | トップページ | 古書店にて »