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2010年5月 3日 (月)

たんぽぽ娘

 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』良。
 さまざまなところで高く評価されている『たんぽぽ娘』。
 以前、ネット上に公開されている英語版をダウンロードしたが、いくらも読まずに挫折。
 これまで集英社・創元社・文春の文庫三冊と、十年前のSFマガジンに収録されている。
 時間物の傑作と言われては読まないわけにはいかず、探し続けているが、図書館でも古書店でもついぞ見かけない。

 ゆうべ、ひさびさにネットで調べてみた。Googleで『たんぽぽ娘』について書かれたサイトを見ていたら、ネット上の原文を翻訳した人が翻訳を公開しているという。リンクされていたその翻訳を見ようとしたが、すでに消えていた。消えたサイトを探せるWayback Machineを使うなどして、別の場所に移っていた翻訳を見つけることができた。訳者はゲームで言及されていたのを見て、原文を見つけ、翻訳したらしい。

 これまでヤングは短篇集『ジョナサンと宇宙クジラ』を入手しているが、いくつか読んで、趣味にあわなくて放り出してしまっている。
 しかし『たんぽぽ娘』はいい。地味とも思える描写で、思ったより甘ったるくなく、いろんな意味でドキドキさせて、最後に満足させてくれる。
 たぶん著作権法上、問題があるだろうから、ネット上の所在は明記しないけれど、ぜひ探して読んでみてほしい。
 各出版社も、じらさず早いとこ復刊してくれないか。
 とりあえず、刊行予定の奇想コレクション『たんぽぽ娘』ってのは、どうなってるんですか、伊藤典夫様&河出書房様。(2005年にはすでに「予定」になってますが・・・)

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