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2010年6月14日 (月)

そこにあるはずのないもの

 昔、TBSかテレ朝が、土曜か日曜のゴールデンタイムに放送していた海外紀行番組で、「オーパーツ」が取り上げられたことがあった。
 「オーパーツ」は、古代遺跡などから発見される、当時の技術では製造不可能なもの(水晶を磨き上げたドクロとか)や、現代人でなければ思いつかないようなデザイン(スペースシャトルのような飛行機状模型、エンジンの内部構造図のような絵)などのこと。
 ナレーター氏はこれを「そこにあるはずのないもの」と表現していた。あえて言い換えると、「あるはずのないものが、そこにある」という意味である。

 さて、数年前にDVD&HDレコーダーを買ってから、それまでに録り溜めていたビデオテープを長いことかかってDVD化した。今日、その中のひとつをたまたま再生してみて驚愕した。
 ない。録画していたものが、入ってない。もしや、HDからダビングしたつもりで確認もせずにタイトルだけ書いてケースに納めて満足してしまっていたのだろうか?
 ブルース・スプリングスティーン(ボーンインザUSA)やスティング(ナッシングライクザサン)のMTVスペシャル、竜童組(知恩院ライブ)に稲葉喜美子(TV出演)、リプチンスキーがハイビジョンで映像合成した、クラシックに乗せた幻想的なダンス、吉本新喜劇の面々が多数出演した曾根崎心中、海外ドキュメンタリー『言葉のルーツを求めて』に『探偵ナイトスクープ』での「アホとバカの境界線」第一回。・・・ああ、なんてこった。。。

 そこにあるはずのものが、なかったのだ。

 (しかし、いったいどんだけ一枚のDVDに入れとるんや?)(全部が全部入ってるわけではないが)
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 と、思っていたのだが。
 そのDVDを再生する前に、「ファイナライズ」という、どんな機種でも再生できる処理をした。つもりだった。
 DVD-Rなら、そのメニューの一番下を選択すればよいのだ。しかしそのディスクはDVD-RWだった。再確認すると、DVD-RWの場合そのメニューの一番下は「フォーマット」。「ファイナライズ」は下から2番目だった。

 「そこにあるはずの、ないもの」は実は、「さっきまでたしかにそこにあったのに、取り返しのつかない行為で、永遠に失われてしまったもの」になってしまったのかもしれない。(涙)

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