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2011年3月19日 (土)

与勇輝展

 大阪高島屋、「昭和・メモリアル 与勇輝展」に行く。
 身長30センチほどの魅力的な人形を作る作家、与勇輝(あたえゆうき)の展覧会。「新作57点に代表作をあわせて100余点を一堂に」とのこと。
 いきなり最初の一角に展示された「昭和天皇陛下」と「マッカーサー元帥」に度肝を抜かれる。
 そのあとは、いつもの作家らしい、子供たちを多く扱った作品が並ぶ。ただし、戦中や終戦直後の設定の作品は、シリアスなものが多い。
 時代が下るにつれ、ユーモラスなものが増える。特に男の子たちは、しぐさも顔もコミカルなのが多い。少女は、けなげでかわいいのが多い。
 「面映(おもはゆ)」は、チケットに写真が使われるなどしているだけあって、とても魅力的。正座した着物姿の少女の物思いにふける(あるいは、ぼうっとした)表情が、可愛く美しい。場内で流されている製作過程を紹介するビデオで出てきたのはこの作品だったかと思うが、作者が彼女に着せる着物をあれこれ選んでいる場面は、見ていてちょっとはずかしかった(邪念)。
 携帯電話を操る少女の人形があって、驚いた。与勇輝らしくなくて、意外。
 新作だけで57点だなんて、その精力的な仕事ぶりには驚かされる。
 ほかに、さだまさしのアルバム『家族の肖像』で使われていた作品とか、映画『ぽっぽや』で使われていた「雪子」とか、電車の座席に座ったシリーズとか。
 ユーモラスな子供たちに、ノーマン・ロックウェルに通じるものを感じた。
 そういえば与勇輝がNHK教育テレビで「人形をつくる」の講師を務めたのも、ロックウェルの展覧会が開かれNHK「日曜美術館」で紹介されたのも、同じ頃(20年ほど前)だった。
 840円でカレンダーを購入しました。
 3月21日まで。
(→河口湖ミューズ館(与勇輝館)。「作品紹介」が充実しています)

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