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2011年6月26日 (日)

セント・オブ・ウーマン

 映画『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』がブログの「検索サイトランキング」に出てきたので、あちこちのサイトをのぞいてみた。以前より気になっていた、字幕と吹き替えの違いについて、確認してみたくなった。

I've been around,you know?
There was a time I could see.
And i have seen.
Boys like these,younger than these,
their arms torn out,their legs ripped off.
But there is nothin' like the sight
of an amputated spirit.
There is no prosthetic for that.
You think you're merely sending'
this splendid foot soldier
back home to Oregon with
his tail between his legs,
but I say you are
executin' his soul!

〈日本語字幕〉
おれは多くを見てきた
昔は見える目があった
ここの生徒より年若い少年たちが
腕をもぎ取られ 脚を吹き飛ばされた
だが誰よりも無残だったのは
魂を潰された奴だ
潰れた魂に義足は付かない
君らはこの優れた兵士を
むざむざ故郷へ追い返すだけではなく
彼の魂を殺そうとしているのだ!

〈日本語吹き替え〉
私はさまざまな体験をしてる
私は目のまだ見える頃 
感動的なものを見た
ここにいる少年たちよりもっと小さい子供たちが
腕はちぎれ落ち脚はもげ落ちているのに
精神はこの世のものとも思えないほどの
美しさを漂わせていました
義足をつけていない子供たちです
あなたはこの傷ついた純粋な少年をただ
オレゴンへ返すだけだと考えておいででしょうが
私に言わせればあなたは彼の魂を処刑したんだ

torn : tear(2)の過去分詞形。引き裂く、引きちぎる。
rip : 引き裂く、もぎとる。
amputate : 〈手・足・指などを〉(手術で)切断する。
prosthetics : 人工的補欠物の。
splendid : りっぱな。
foot soldier : 歩兵。
execute : 処刑する。

 どうやら吹き替えのほうがおかしいようだ。
 「感動的なもの」という訳がどこから出てくるのか?
 精神の美しさをたたえる言葉はどこから?
 「処刑した」と過去形にするのは、インパクトをねらっての演出とするとしても。

 というわけで、この辺りにかぎっては、字幕で味わうのをおすすめします。

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