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2011年10月20日 (木)

映画『デジャヴ』

 フェリーが爆破され、多くの死傷者が出た。捜査に加わったATF(アルコール・タバコ・火薬・爆発物局)のダグ・カーリンは、FBIの特殊捜査班からスカウトされる。彼らが持つ最新鋭装備は、常に4日と6時間前の過去を覗き見ることができ、それを使って爆破犯を見つけるのだという。テロから4日後には、犯行の様子も見ることができるが、犯人が高飛びしてからでは遅い。はたして彼らは犯人を確保できるのか?
 ハイテク機器だらけの部屋で、4日と6時間前の過去に開いた「窓」をみながら、コントローラーを動かすと映像がさまざまな場所をさまざまな角度で映し出す。疾走感あふれるタイムスコープに酔える映画。良。

 ところでラストの会話が、少々違和感あり。
 吹き替えでは、
A「もしもあなたが、誰も信じてくれないような秘密を握ったら、どうする?」
B「話すよ。」
 となっている。しゃべっちゃいけないから「秘密」でしょ? なんでしゃべるの? という違和感。
 一方、字幕では、
A「秘密を打ち明けて 相手が信じなかったら?」
B「あきらめない」
 これならまだ、わかる。両者をあわせると、「信じてほしいなら、あきらめずに話しつづける」ってことだろう。
 英語では、以下のとおり。
A:What if you had to tell someone
 the most important thing in the world,
 but you knew they'd never believe you?
B:I'd try.
 「秘密」とは言っていないのだ。「大事な事」だ。

 ところでこの会話、中盤にも出てくる。話者は、AB逆である。
 吹き替えは、
B:もし誰も信じるはずのない重大な秘密を握ったらどうする? 君なら?
A:話すわ。信じてくれるかもしれない。
 字幕は、
B:秘密を打ち明けて 相手が信じなかったら? どうする?
A:あきらめない 信じてくれるかも
 ラストと少し違うのは、原語も違うから。
B:What if you had to tell someone
 the most important thing in the world,
 but you knew they'd never believe you?
 What would you do?
A:I'd try.You never know what someone might believe.

 というわけで、私なりに訳してみた。

 もし誰かに、ものすごく大事なことを話さなければいけなくて、だけど絶対信じてもらえないとわかってたら、どうする?
 やってみるさ。

 ところで「デジャヴ」という言い方が定着してしまったこのタイトル、「デジャヴュー」とか「デジャビュ」とか言ってほしかった。ひとえに松任谷由実が「リインカネーション」で世間に広めてしまった感アリ。
 

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