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2012年3月

2012年3月31日 (土)

マジェスティックのせりふ

 記憶をなくしたピーターが、知らない町でルークという男に間違われるという、映画『マジェスティック』のせりふ。
 (英語字幕)
  Let me tell you …
 Luke played the classics like nobody's business…but when it come to getting jazz, he was a lost boy.
 When I heard that fine roadhouse boogie, I knew you wasn't Luke.
 (吹き替え)
 ひとつ教えてやろう。
 ルークはクラシックピアノなら余所見してても弾けたが、
 これがジャズピアノになると、まるっきりだめだった。
 だからあんたがご機嫌な ブギを弾きだして、ルークじゃないとわかったんだ。
 (日本語字幕)
 ルークはクラシック・ピアノの名手だが――
 ジャズとなるとさっぱりダメだった
 だからあのブギ・ピアノで――
 別人と分かったんだ

 「ご機嫌なブギ」って言葉がとってもかっこいい。「fine roadhouse boogie」って何だろう? で調べる。
 roadhouse:(都市郊外に作られた)街道沿いの旅館[居酒屋、ナイトクラブ]。
 boogie (boogie-woogie):[ジャズ]ブギウギ:器楽ブルースの一種。
 てことは「ご機嫌な」は「fine」だな。いい訳だな。
 ネットでみたら、けっこう「ご機嫌なブギ」ってフレーズがあちこちにあった。

 これは黒人男性エメットのせりふだが、英語で聴くとけっこうなまってるように聞こえる(南部なまり?)。
 英語の字幕どおりにはしゃべってないような気がするのだが。
  Let me tell you something.って言ってない?
 When I heard の後と、I knew you wasn't Luke の後に何か言ってる。
 When I heard you pounded か? pound:何度も強く打つ、〈ピアノを〉たたく、〈曲を〉ポンポンと弾奏する。
 I knew you wasn't Luke, couldn't be か? 「推論に無理があるかい?」ってなとこ?
 (小学館『PROGRESSIVE English-Japanese Dictionary』使用)

 それと、ちょっと地味な名前だなと思っていた「戦災児救済クラブ」は「The Bread Instead of Bullets Club」だった。
 〈弾丸の代わりにパンを〉倶楽部、か。英語で言うと韻を踏んでて強く印象に残る名前のようだ。

2012年3月30日 (金)

てんコモリ5時の歌

 「朝からテンコモリ」の、5時台の歌のテーマに寄せて。
 芸人の歌→「男の子守唄」つボイノリオ。練習不足か、歌声は不安定だが、いい歌。
 スポーツアニメ→誰でも思いつくような、メジャーな「エースをねらえ!」くらいしか思い出せない。
 ここはさらに変化球で「バビル二世」水木一郎。むかしNHK「サンデースポーツ」で取材されたイチローが、好きな楽曲をとリクエストを求められ(番組恒例)、オープニングの歌を選んでいた。飛べ、泳げ、走れ、スポーツ番組らしいでしょ、と笑うイチロー(ブルーウェーブ時代)に感心した。

2012年3月19日 (月)

夏天の虹

 髙田郁『夏天の虹』読了。〈みをつくし料理帖〉第七巻。
 想いびととの縁より料理人としての道を選ぼうとする澪にふりかかる一難、去らずにまた一難。
 よくもまあ、これだけ次々と。作者が憎らしくなる。良。
(今回も四つのエピソードから成っているが、ネタバレがもったいないので、あらすじを書かないでおく)

2012年3月16日 (金)

髙田郁

 ABCラジオ「どっきりはっきり三代澤康司です」で、髙田郁の新刊が出たと紹介された。〈みをつくし料理帖〉の七巻だ。さらに、来週21日、髙田郁が出演するらしい。タイマー録音せねば。
 さっそく新刊『夏天の虹』購入。少し読む。止まらないなぁ。読みやすいなぁ。『鬼平犯科帳』も『御宿かわせみ』も『三国志』も一巻で挫折している私だが。あ、宮部みゆきの『初ものがたり』はおもしろかった。さすが宮部みゆき。

2012年3月11日 (日)

国会中継

 こないだラジオをザッピングしたら、NHKで国会中継やってた。普通ならスルーするんだが、おもしろそうな話なので聞き入ってしまった。自民党議員の質問だったのだが、なんでも沖縄の学校では夏期講習とか朝の遅刻指導とか進路指導とか?に、PTAから教師に手当を払ってるんだとか。教師の勤務時間内なのに。学校の中でやってるのに。
 教師には時間外手当が出ないことが根底にあるらしいが、それは沖縄だけじゃないし、別の名目(教育調整額)で手当が出ている。なのになぜ沖縄だけ?
 しかも沖縄県民の年収が200万円台なのに教師が600万円台で、そこに教育調整額ってのが加わりさらにPTAから手当をもらってるって、異常やん!
 返答する文部科学大臣には、まるで問題意識がなかった。
 その日の7時のニュースや、翌日の新聞に期待してたが、なんにも言ってなかったのでガッカリ。ネットではちゃんと報道されていた。
 うちの新聞は、朝日。載ってなかったのはそのせいか?

2012年3月 6日 (火)

歌@朝からてんコモリ!

 MBSラジオ「朝からてんコモリ!」の5時台では、毎日テーマを決めて歌を3曲流している。たまに聴けたときには、自分ならどんな歌を選ぶかなぁと考える(3曲は浮かばないけど)。
 「北」→「メロディ」ふきのとう。
 「風」→「蕎麦屋」中島みゆき。
 「マンデイ」→「マニック・マンデイ」バングルス。
 「ばか」→「空手バカ一代」子門真人。
 「世界一周」→「Someone Like You」ショーン・コルビン(映画『この素晴らしき日』挿入歌)。
 ・・・新しいのが無いな。

2012年3月 5日 (月)

海(まりん)さん

 なんかのスポーツで勝った女性選手の下の名前が、海(まりん)さんだった。18才。パチンコ「海物語」より十年以上まえに、そういう発想がすでにあったんだなぁ。

2012年3月 4日 (日)

読書

 久保ミツロウ『アゲイン!! 2・3』団員集めの顛末と、ライバル校応援団登場。青春ドラマとしては、まあまあ。

 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 2』再び店員となった主人公と店長の栞子さんの微妙な関係と、本にまつわる謎。良。

 瀬名秀明『希望』著者の「第一短篇集」(解説氏いわく)。正直、全部は読んでない。期待してた「For a breath I tarry」がぴんと来なくてテンション下がった。『SFが読みたい!』で2位に入ったので表題作は読まねばとふたたび手に取ったが、いまいち。『ハル』も実はいまいち合わなかったな〜。デビュー作の『パラサイト・イブ』なんかは、もっとエンタテインメントしてたんだが、だんだん観念的になって来てるな〜。『デカルトの密室』持ってるけど、期待していいのかな〜。

 SFマガジン編集部編『SFが読みたい! 2012年版』表紙イラストがすばらしい(by Pablo Uchida)。国内編・国外編の上位20作品で、読んだのは瀬名秀明『希望』だけというのが情けない。国内編1位が円城塔『これはペンです』で2位が『希望』って、読者はずいぶん前衛好きなのか頭いいのか。ついていけてない。でも17位『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』は読んでみたい(by 瀬名秀明)。

2012年3月 1日 (木)

Who is YOU(YOUとは誰か)?

 映画『ブレードランナー』で、レプリカントのロイ・バッティがタイレル社長にかける最後の言葉。
 Nothing the god of biomechanics wouldn't let you in heaven for.
 これが日本語で、
 「生体工学の神が天国から呼んでるってわけか」(日本語吹き替え)
 「生物工学の神が呼んでいるぞ」(日本語字幕)となっているのは、以前にも書いたとおり(2009.04.19)。

 「you」がタイレルのことなら、日本語字幕で良さそうだが、吹き替えだと、呼ばれているのはロイ?
 そんな疑問もあって、英文解釈を始めたような気がする。

 ところで、これに先立って、ロイがタイレルの部屋に入ってくる時に交わされる会話。
 タイレル:I'm surprised you didn't come here sooner.
 ロイ:It's not an easy thing to meet your maker.
 (日本語吹き替え)
 「もっと早く現れると思ってたんだが」
 「自分のメイカーに会うのは難しくてね」
 
 ロイの英語のセリフは「あなたのメイカーに会うのは難しい」だが、なにもロイはエホバに会いにきたわけではない。
 ロイの言う「your」はかならずしもタイレルのことではなく、一般論的に「自分の創造主に会うのは難しい」と言ってるのだろう。
 とすれば、先の文も、呼ばれているのが誰か、は問題ではなく、一般論的に「手ぶらでは天国に入れない」と言ってるのかもしれない(前回の私の訳が正しいとして)。
 でもそんなセリフじゃ、あまり決まらないなぁ。けっこう怖いセリフだけどね、冥土の土産にあんたを連れて行くって言うんだから。
 「生体工学の神が天国から呼んでるってわけか」この訳、好き。

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