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2012年4月

2012年4月30日 (月)

「アリスとの訣別」

 山本弘『アリスへの訣別』入手。とりあえず表題作を読む。
 「悪書」を規制する法律・条例への反論的作品。児童ポルノ規制で、持っているだけで違法となるならば、法律は脳内記憶をどう扱うつもりか? そう遠くない将来に実現しそうな技術の進歩で、起こるかもしれない規制に釘をさす。
 目のつけどころがうまい。これは確かに難問だ。この技術が実用化されたら、お役所仕事でああいった記憶(自分の子供を産湯につけた記憶とか)が規制される可能性はある。
 それはさておき、児童ポルノや暴力描写の規制には、著者ほど危機感を感じてないし、必要だとも感じているので、共感はしない。でもこの作品は、著者の危惧を表明し問題提起するのに見事に成功していると思う。

2012年4月24日 (火)

読書録

 幸村誠『ヴィンランド・サガ 4』今のところ、特になにも言うことはない。
 久保ミツロウ『アゲイン!! 4』金一郎、バックトゥザフューチャー&リ・アゲイン。もうこの手は使えまい。金一郎はどんな未来へ戻るのか、あるいはアゲインを生ききるのか?
 ゆうきまさみ『鉄腕バーディー 9・10』ネーチュラー暴走。
 石川雅之『もやしもん 6』非常にベタな話の展開なれど、日本語を話すフランス人娘の家族のエピソードに感動した。
 あ、全部マンガだった。

2012年4月21日 (土)

書店にて

 書店にて。萩尾望都『マンガのあなた SFのわたし』。バーディー10巻を探してたらこんなものを見つけてしまった。
 古書店にて。『もやしもん 6』。同じくバーディーを探していたら。
 書店にて。『鉄腕バーディーEVOLUTION 10』発見。これで買わなきゃ時間の無駄。すなおに買っとこ。

2012年4月20日 (金)

攻撃色

 『アイ、ロボット』『風の谷のナウシカ』に共通する不満。
 なぜ赤い攻撃色など使う? 百歩ゆずって色は演出としても、わざわざセリフで「奴らの胸が赤く光ると襲ってくるぞ」というのは無粋だ。
 USRとリンクしたら赤くなるとカルヴィンが説明してるが、そうはいっても赤はいかにも思わせぶりな色だ。
 そこは「パターン青」にでもしてほしいなぁ。

2012年4月 9日 (月)

古書店にて

 小松左京『骨』「ヴォミーサ」を読んでみたい。
 DVD『アイ、ロボット』好きな映画。250円では見たことない。
 ちなみに「お売りください」というチラシによると、手持ちの本では
 『ビブリア古書堂』シリーズ各150円X2、『折れた竜骨』500円、『氷菓』150円、とのこと。計950円。
こりゃすごい。

2012年4月 6日 (金)

三谷幸喜

 三谷幸喜の芝居(WOWWOW録画)を友人に借りて見る。

 『ベッジ・パードン』
 野村萬斎が、ロンドン留学中の夏目金之助(漱石)を演じるお芝居。
 漱石が留学中に心の病(ノイローゼ?)を患ったのは有名。ある小説では自分をシャーロック・ホームズだと思い込んだ漱石がベーカー街で探偵するなんて話になってたりする。
 このお芝居では、漱石の目に映る英国人がみんな同じ顔に見えるという症状が出ているという設定で、浅野和之が一人で何人もの人物を演じ分ける理屈づけになっている。
 冒頭で下宿の主人だった浅野が、次に女主人となって現れ笑いを誘ったあとに、漱石が友人に症状を明かすと大笑いである。
 まさか一人複数役を病気に結びつけるとは! おかげで演じる役者は全部で5人のみ。
 三谷はいろんな史料からアニー・ペリンという女中さんへの漱石の愛を感じ、物語に取り入れたという。アニーを演じるのは深津絵里。
 大泉洋演じるロンドン在住の日本人畑中と漱石の会話が、時々日本語で交わされる(ていになる)が、その切り替えが笑わせる。
 それにしても、畑中の仕打ちがどうにも理解できない。後味悪い。

 『ショート・カット』
 妻(鈴木京香)の親戚の葬式に同行して山村を訪れた夫(中井貴一)。帰る段になって二人の車がガス欠で動かなくなり、仕方なく歩いて麓まで降りることに。この辺は庭みたなもんだからという妻のあとについて近道を行くことになるが・・・。
 前編1カットで撮影された実験的ドラマという面もあるが、あまり気にならず見れた(カメラマンさん、おつかれさま)。
 次々にいろんなことが起こり、それなりにおもしろいが、それぞれには特につながりもなく、伏線が回収されるような感動はない。
 切り株のくぼみにたまった甘い水をすするような奇抜なエピソードは、舞台だったら面白いのかもしれないが、ドラマとして見てしまうと、引く。(『12人の優しい日本人』の映画で笑えなかったシーンが、舞台版で笑えた例もある)。
 ちょっとヤッツケシゴト?とかんぐりそうになる雑さは、ある。とことん練り直せば、舞台にでも映画にでもできると思う。
 P.S. タイムカプセルは勝手に掘り返さず、クラス会まで待ってほしい。

 『ろくでなし石川啄木』
 石川啄木の元彼女トミ(吹石一恵)と元友人テツ(中村勘九郎)が在りし日の啄木(藤原竜也)を回顧する。
 トミの語る「あの日のこと」と、テツの語るそれとが、微妙に食い違う。真実はどこに?
 三谷幸喜の歴史物(広い意味で)って、どこまで本当なんだろう? 啄木のワルぶりは、おもしろいけど脚色しすぎてないの?(まあ、井上ひさしにも『泣き虫なまいき石川啄木』なんてのがあった(未見)から、ある程度そうなのかも知れないが)
 ひざ関節のパフパフは、爆笑するしかないが、コメディ仕立てとはいえシリアスなドラマと落差ありすぎ。

2012年4月 1日 (日)

大友克洋、再起動

 コンビニにて。
 アキラの表紙絵と「大友克洋、再起動。」の惹句につい引き込まれた。「ブルータス」誌4/15号購入。漫画の連載予定と、短編アニメの上映予定と、原画展の予定があるらしい。

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