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2012年5月

2012年5月29日 (火)

野田秀樹、三谷幸喜

 先日、野田MAPからDMが来た。新作『エッグ』東京公演のお知らせ。
 いやあ、東京は遠慮申し上げときますがね。
 遠い昔に劇団「夢の遊眠社」の芝居(その時は『三代目、りちゃあど』)を4枚申し込んだりしたこともあるせいか、いまだに案内のDMが届く。あれ以来全然行ってないのに、恐縮です。届いたものを見るだけですが、楽しませていただいていますよ。眼福であります。あの時いまはなき近鉄劇場でサインをいただいた『白夜のワルキューレ』も大切にしております(全然読み返してないけど)。
 ところで今回、藤井隆くんが出るんですね。がんばってほしいなぁ。
 と思ってたらその数日後、新聞の広告に載った三谷幸喜の芝居『櫻の園』にも、藤井隆の名前が!
 すごいなぁ。観てみたいなぁ。WOWWOWに入るべきかなぁ(中継されるとは聞いてないが)。
 『櫻の園』は中原俊の映画(中島ひろ子、他)で感動して、森光子の舞台(大正?の日本に翻案)もおもしろくて、中原俊の再映画化(福田沙紀、他)もけっこう良かった。
 三谷幸喜はこれを、喜劇として演出するらしい。彼はチェーホフがこれを喜劇として作ったと断言している。
 おもしろいじゃないか。気になるぞ。観てみたいぞ。

2012年5月25日 (金)

映画『デンデラ』

 映画『デンデラ』(DVD)いまいち。
 70歳になって極寒の雪山に捨てられた斉藤カユ。寒さに意識を失ったカユは、暖かい炎のそばでめざめる。そこは山の向こう側にあって、捨てられた老婆たちが密かに共同生活を送る「デンデラ」と名付けられた村だった。
 脚本が練り足りない。話の展開が急。
 カユが連れてこられるまでのデンデラがいかにいい村だったか、じっくり見せてほしかった。
 ラストで二人はなぜ熊に槍を突きつけない? なんのために熊を探してたんだ?
 それにしても、熊がちゃちすぎる(涙)。
 先ごろの日本アカデミー賞の番組で、『八日目の蟬』が一人勝ちだったのがしらけたが、これじゃあ、しかたないかなぁ。

2012年5月23日 (水)

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』

 映画『阪急電車 片道15分の奇跡』(DVD)。
 先日のテレビ放映は、10分ほどカットされているはずなのだが、あまりわからない。
 ただ、「生」発見。エンドロールのバックにチラっと出てきた。
 やっぱり、宮本信子の「演説」だけは、不満。
 P.S. 「生」にからむ征士とユキのエピソードが、映像化されている!
 au携帯サイト限定で公開された「LISMOドラマ」というものらしい。DVDが出ているので、観てみよう。
(でも、映画の出演者には、からまないんだろうな。この二人がいれば、宮本信子の「演説」も原作通りにできたのに)

『みをつくし献立帖』髙田郁

 『みをつくし献立帖』髙田郁。良。
 本編に出てきた料理たちの写真と、本編で紹介されていないレシピ。
 だけかと思ったら、「内緒噺」と題するエッセイが20本。それに澪の幼き日を描く短編一本。
 料理の写真に添えられた、登場人物たちのセリフを見ただけでうるうる。はまってしまったなぁ。エッセイもいい。

2012年5月22日 (火)

『探偵Xからの挑戦状! 3』

 『探偵Xからの挑戦状! 3』貫井徳郎、北村薫、米澤穂信、島田荘司。
 NHKのテレビ番組用に書かれた作品らしい。「問題編」放映後、推理を投票してもらい、その後「解決編」を放映したんだとか。観てみたかったな。
 貫井徳郎「殺人は難しい」夫の浮気に逆上した妻は・・・。いかにも推理クイズ的な軽い作品。
 北村薫「ビスケット」あれから18年。「冬のオペラ」の主人公が殺人事件に出くわし、久々に“名探偵”巫弓彦に連絡をとる。
 米澤穂信「怪盗Xからの挑戦状」不覚にも殺人を疑われたまま現場を立ち去らなければならなかった怪盗Xが、探偵Xに容疑を晴らしてほしいと頼んでくる。
 島田荘司「ゴーグル男の怪」巡回中の警官が真っ赤なゴーグルをつけた男とすれちがった直後、殺人現場に出くわす。
これが一番、ミステリとしてはよくできてるような気がする(ぐいぐい引き込まれる)が、好みではない。
 いちばん映像として観てみたいのは、「怪盗Xからの挑戦状」。2011年放映だからこその、絶妙な目のつけどころ。
 ネットが名探偵の存在意義をなくす、という、ある作品での指摘がおもしろい。

映画『プリンセス・トヨトミ』

 映画『プリンセス・トヨトミ』(TV)まあまあ。
 綾瀬はるかが旭だとばかり思ってたので、イメージ違うなあ、と思いつつ観てみたら、いきなり岡田将生が旭だってんで、びっくり。そして綾瀬はるかが鳥居。こりゃいいや、ナイス・キャスティング!
 いろいろ難点も感じるが、まあいいでしょう。

2012年5月21日 (月)

金環日食

 金環日食、見損ねた。
 午前7時20分、グッドタイミングでサービスエリアに入ったが、車がいっぱいで停められず。
 みんな東の空を仰いでいる。同じことを考えてるなぁ。
 高速を降りた後、西へ走行しながら、三日月の木漏れ日を見たのが、なぐさめ。
 旭天鵬優勝と日本人力士が長らく優勝していないことを、新聞が日食にたとえていた。そうね。

2012年5月20日 (日)

旭天鵬、優勝

 旭天鵬、優勝、おめでとう!

2012年5月19日 (土)

映画『モテキ』

 映画『モテキ』まあまあ。
 2時間なら、こんなものでしょう。楽しかった。
 不満があるとすれば、長澤まさみとの恋愛感情の高まりの描き方の物足りなさ。
 麻生久美子のフリかた。
 真木よう子と仲里衣沙との関わり方が物足りない。(というか、看板に偽りアリ、とも言える)
 フジ君って、ちょっと色々ひどすぎる。
 取材に行ってプライベートなダメージ受けて写真撮るのを忘れるとか、
 自分の浮気を耳打ちするとか、
 あのフリかたとか。(どこが重い!? 美しいセカンド童貞喪失じゃないか、なにが不満だ?)
 いちばんウケタのは、麻生久美子の泣きじゃくる演技。
 私は全然「重い」とは思ってなかったんだけど、あのシーンの重さ(表現として)は抱腹絶倒。
 そういえば私は、なぜかしら、号泣する女をみて笑ってしまうことがある。
 井上和香がゴチでクビが決まった時とか。
 にしおかすみこが「先輩方に失礼な口の聞き方をするのがいやだ」と泣いた時とか。
 なぜかしら。

2012年5月18日 (金)

ツタヤ5枚千円。

 『阪急電車 片道15分の奇跡』今回は、これメイン。
 『モテキ』劇場版。
 『デンデラ』“姥捨て山”に捨てられた老婆たちの隠れ里があった。
 『大鹿村騒動記』原田芳雄、遺作。
 『アンドロイド・モンキーズ 仮想都市からの脱出』原題「アンドロイドは猿の夢を見るか」。

2012年5月11日 (金)

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』

 映画『阪急電車 片道15分の奇跡』(TV) まあまあ。
 基本的には、よかった。
 読書好きとしては、図書館での出会いのエピソードがないのはちょっとさみしいが、尺(時間)の都合もあるのでやむをえまい。
 川に「生」の造形があると確信してたので、肩すかし。
 宮本信子が犬のケージを下ろしたあとの、オバサンたちへの説教が消音されてしまうのが気に入らない。一番大事なとこやん!
 『マジェスティック』のジム・キャリーや『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』のアル・パチーノの「演説」が好きなのだが、宮本信子の「演説」も、きちんと描いてほしかった。
 P.S. 何カ所かカットされているらしい。気になる。DVD借りてこよう。

2012年5月 9日 (水)

マイ・バック・ページ

 映画『マイ・バック・ページ』(DVD) さてさて。
 学生運動のとある一派を率いる松山ケンイチと、それを取材する記者・妻夫木聡。自衛隊朝霧駐屯地での自衛官殺害事件をクライマックスとする物語。
 公開当時、妹尾和夫がラジオで、自分のいたゼミに彼らがいた、というようなことをしゃべっていて、興味をもった。
 『光の雨』もそうだが、演出が地味で、辛気くさい。過剰演出すべきではないけれど。

2012年5月 7日 (月)

猿の惑星:創世記(ジェネシス)

 映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(DVD) 良! 監督:ルパート・ワイアット。
 旧作『猿の惑星・征服』では、伝染病で犬や猫が絶滅したためにペットとして飼われるようになった猿たちが、やがて労働力として使われるようになり、『新・猿の惑星』で生き残った知性ある猿シーザーの指導で人類に叛旗をひるがえす。
 今作では、痴呆症の治療薬開発という今日的テーマが効いている。その開発過程で生まれた知能の高い猿と、人間への副作用という二つのポイントが、地上の主役交代への興味深く納得のいく筋立てを生み出している。
 猿の歴史に残る最初の発話シーンは、どう訳しても「NO!」にはかなわないなぁ。「NO」は舌先を上口蓋に付ければ発音できるが、日本語では音節が多すぎる(「だめだ」でも「いやだ」でも)(「いやん」なら1音節で発音できるが(yan)、いくらなんでもね)。

 いろいろ他の人の感想を検索してみた。一番いいなと思ったのが、こちら(映画『猿の惑星:創世記』の感想@北区の帰宅部)。
 テーマが「人種差別」ではなく「金の亡者」だという評に納得!
 しかし、エンドロール始まってすぐ再生停めて、返却してしまった。重要なシーンを見逃した(-_-;
 まあ、蛇足ともいえるけど。

 この映画は、コーネリアスとジーラが未来から来ていない状態からのスタートということで、旧第1作につながる序章と言えるかもしれない。その後旧第3作によって上書きされ、別の歴史になっていく、という解釈をしたい。
 (旧第1作は名作だが、猿が英語をしゃべる時点で興ざめではある。そこで気づけよ、テイラー)

2012年5月 6日 (日)

エターナル・サンシャイン

 映画『エターナル・サンシャイン』再観。恋人と仲違いした主人公が、彼女との記憶を消す手術を受ける。
 脳の中からひとつまたひとつと想い出が消えていくに伴い、主人公は想い出を追体験する。
 内田樹『うほほいシネクラブ』で取り上げられていて、内田氏の言葉を「めい文句」に投稿するにあたって確認のため再観。
 あれ? こんな映画だったっけ? というくらい憶えてなかったが、こんな技術は社会的に認められまいという思いは、前回観たとき同様。運用や個人データの扱いがずさんすぎる。タイムトラベル技術並みに管理すべきだ。
 そういう技術がもしあったとすれば、というIF物だが、あったとした場合の作り込みが甘いと感じる。
 登場人物も好かない。無口すぎる主人公、破天荒すぎる(ようにみえる)ヒロイン、記憶消去会社のいいかげんなスタッフたち。
 そんなわけで、よくない印象の映画なのだが、ラストの二人のやりとりで救われる。当たり前の結論だが。なまじ記憶消去できるからいけないのだ。
 二人のことが気になって、ついまた見返してしまった。

2012年5月 5日 (土)

原発停止

 今日、北海道の泊原子力発電所が点検のため停められる。これにより、日本の原子力発電所がすべて、42年ぶりに停まる。

内田樹『うほほいシネクラブ 街場の映画論』

 内田樹『うほほいシネクラブ 街場の映画論』読了。(知ってる映画のみ)。
 『日本辺境論』で有名な学者、内田樹(たつる)氏の映画評論集(文春新書)。
 立ち読みしたら、心惹かれる文章がいくつかあり、購入。
 以下、いくつか著者の言葉を引用。

 ○人間というのは不思議なもので、確定したはずの過去に「別の解釈可能性」があり、そのとき「別の選択肢を取った場合の私」というものがありえたと思うと、なぜか他人に優しくなって、生きる勇気がわいてくるんです。(映画『エターナル・サンシャイン』評)

 ○おそらく僕たちには「一度として所有したことのない過去を懐かしく思い出す能力」が備わっているのです。(映画『Always 三丁目の夕日』評)

 ○なぜ、タイムトラベルをすると、善人になるのでしょう?
 考えれば当たり前です。
 自分の過去を見れば、「どうして自分がこんな人間になってしまったか」その来歴がわかるからです。(中略)
 同じように、「今の私」の可変性を否定し、この先もずっと同じ人間であり続けようとする者には希望も自由もないことが告知されます。(『サマータイムマシン・ブルース』評)

 ○「第一世代ネズミ」のフォード班長は「スターキー大統領」を神格化した初代ポストマンの手口を真似て(彼自身半信半疑のままに)「ポストマン神話」をつくりだしてゆきます。「起源のない運動」の自己増殖。(『ポストマン』評)

 ○そうなのか、「倦怠期の会話のない夫婦」において、配偶者は事実上「もう死んでいる」わけなんだ……。(『シックス・センス』評)

 ほかに、『姿三四郎』のなかに出てくる、三四郎が師から受ける柔道についての言葉で、「柔道」を[フォース」に変えるとまんま『スターウォーズ』だという指摘もおもしろい。(今までなかったっけ?)
 『司書の駄弁者』の「めい文句集」に投稿したので、それが掲載されたら、また書き足したい。
 それにしてもこの人、「つまらない」って言わないなぁ。おもしろいと思った映画だけ取り上げてるわけでもなさそうだが、なにか実のあることを書いている。
 でも、ポストマンはポストモダン的→ポストモダンってつまらない、というのは、ポストマンはつまらないっていう三段論法かな?

2012年5月 2日 (水)

鉄腕バーディーEVOLUTION 11

 火之宮水晶がバーディーに見せた「ペリダンの禁書」とは!? 次回、中杉小夜香再登場。

2012年5月 1日 (火)

書店にて

 ゆうきまさみ『鉄腕バーディーEVOLUTION 11』
 内田樹『うほほいシネクラブ 街場の映画論』

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