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2012年7月 1日 (日)

『ビブリア古書堂の事件手帖 3』

 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 3』良。
 ビブリア古書堂の店主・篠川栞子が、古書にまつわるさまざまな難題を解いていくミステリー。語り手は店員の五浦大輔。店主の妹・文香や、本好きの客たち、他店の店主などがかかわりながら、人間ドラマと古書の興味深い話を楽しめる。栞子らの失踪した母の謎が少しずつ見え隠れするのにも心ひかれる。
 プロローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・I
 第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)
 第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』
 第三話 宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)
 エピローグ 『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・II
 書店で見かけたとき、「積ん読本を少し片付けてから買うかなぁ」と思いつつ手に取ったら、第一話の本を見て、買うしかなくなった。
 起こる事件やら登場人物たちの背景やらに『たんぽぽ娘』をうまくからめてあって、おもしろい。
 しかしこれだけのペストセラー・シリーズに取り上げられては、出さないわけには行かないでしょう、河出書房新社さん。むしろチャンスですよ。

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