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2012年11月11日 (日)

似鳥鶏『理由あって冬に出る』

 似鳥鶏(にたどり・けい)『理由あって冬に出る』読了。

 古典部シリーズ以外の、高校生で日常の謎、というのを読んでみたくなって。

 芸術棟と呼ばれる、文系クラブ室の集まった建物を舞台に、個性ある高校生たちが怪談の真相を探る。

 22ページまで、芸術棟の説明が続くが、読み飛ばすこともなく読んだ自分に驚く。これは意外と合ってるのかも?

 しかし人物が次々に登場し、会話が進むにつれ、そのライトな感じがどうも合わないと感じはじめた。

 見取り図に興味がわかず、終盤の謎解きではついに、駆け足の流し読みになった。

 自分にとっては、どうでもいい謎だった。

 古典部シリーズの謎がすごいわけではない。あれも、謎をダシにして描かれる群像劇に興味を持っているという点では、同じなのだが。なにが違うのだろう?

 軽いノリが苦手なのかもしれない。製菓研究会は、二人で充分、ということか。

 あと、米澤穂信にくらべると、文章にあまさ?ゆるさ?へたさ?を感じる。語り部は高校生なのだから、彼の精神年齢を考えればこんなものかもしれないが。古典部のメンバーがひねこびていすぎるとも言えるが、ものたりない。

 これを買うために棚に戻した『午前零時のサンドリヨン』をぜひ次に。

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