最近のトラックバック

« ベーコン・エピ | トップページ | テッド・チャン「あなたの人生の物語」 »

2013年12月 5日 (木)

飛浩隆『象られた力』

 飛浩隆『象られた力』読了。良!

 双頭のピアニスト、シャム双生児のグラフェナウアーが弾くピアノの魔力・・・「デュオ」

 銀河の中心を自由に行き来する“回廊”や“遠耳”から、はじき出された男・・・「呪界のほとり」

 テラフォーミングされる惑星の、沼に現れる少女の亡霊・・・「夜と泥の」

 二百年前、惑星〈百合洋(ユリウミ)〉は忽然と消え、広大な宙域が封鎖された。百合洋で発達した図形言語とは・・・「象られた力」

 芸術を語る著者のことばに感服する。音楽にせよ絵画にせよ、芸術を言葉で論評できる人って、尊敬する。その芸術が抽象的であればあるほど。

 まあ私には、「自分が『良い!』と思ったら、それが自分にとっての良い作品」という絶対的価値観があるけどね。

(「自分」は「私」であり「あなた」であり「不特定の誰か」なんだから、「相対的価値観という絶対的判断基準」とでも言うべきか?)

(11.23頃読了)

« ベーコン・エピ | トップページ | テッド・チャン「あなたの人生の物語」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/502963/58705114

この記事へのトラックバック一覧です: 飛浩隆『象られた力』:

« ベーコン・エピ | トップページ | テッド・チャン「あなたの人生の物語」 »