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2014年3月18日 (火)

STAP細胞の小母方さん

 STAP細胞の小母方さん問題に心を痛めている。
 自分の卒論の出来の悪さを思い返すにつけ、あれがもし表沙汰になったら「こんなのを書いた学生を学士にしたのは間違いだった」と言われ、今現在の自分の功績さえ否定されるかもしれない(もちろん仮の話。私はその分野の専門家でもなければ、「○○卒」が偽りだと叩かれる議員候補でもない。功績なんてものもない)。
 出来心でなにかをやったことはいろいろある。それを他人が確認できてしまうネットのすごさ&こわさ。前科者が他の土地で人生をやり直すことがむずかしくなったりもするだろうな。
 もちろん学士論文と博士論文の重みは全然ちがうだろう。コピペなどもってのほか。私は読書感想を書くとき、本のカバーに書かれたあらすじを書き写すのでなく、自分の頭からひねり出すことをこころがけている。感想なり批評なりを書く以上は、あらすじを書けるくらいにはその本を読み込むのが最低限の礼儀だと思うから。それに、あらすじの引き写しは自分の中の文筆家がこれを拒否するのだ。年賀状で他人のイラストを拝借したりするのは、自分の中のアーティストがこれを拒否するのだ。
 小母方さんは博士号の返上を申し出ているそうだが、ぜひそうするべきだ。いずれにしても、STAP細胞の存在を確固たるものにすべく、陰になっても力を尽くしてほしい。
 それとも、常温超伝導や常温核融合のような、うさんくさいものだったのだろうか? あのころの記者会見のようすからは、うさんくさいものを提出してしまったといううしろめたさは微塵も感じられなかったのだが。コピペくらい、という意識が常態化しているのか?

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