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2014年5月

2014年5月31日 (土)

梨木香歩『裏庭』

 梨木香歩『裏庭』読了。丘の麓のバーンズ屋敷から異世界に迷い込んだ照美の冒険。まあまあ。
 異世界なのに英語がしばしば出てくるが、バーンズ屋敷の持ち主が英国人であることや、異世界が“実在”するのか妄想なのかあいまいに感じられることから、そこはあまり気にならない。
 異世界でいろんなことが起こるが、どれも象徴的・暗喩的さが強く、あまりはらはらしない。
 最終場面までに提示される事実(またはそのほのめかし)が、なにもかもを関連付け過ぎてて、ちょっと苦笑。でも、はまれば感動ものかも。

2014年5月29日 (木)

書店にて。

 行きつけの書店にて。
 ○米澤穂信編『世界堂書店』…意地でも行きつけの店で買ってやる。この本見たの、これがはじめてだけど。
 それにしても、なんで一冊しか置いてないの? 『満願』は、置くつもりあるの?
 ○岡田斗司夫『『風立ちぬ』を語る 宮崎駿とスタジオジブリ、その軌跡と未来』…最近、宮崎駿本に未読が多くなってしまったが、岡田斗司夫が書いたなら読んでみたい。その前に映画『風立ちぬ』を観ないと。

2014年5月 8日 (木)

古書店にて

 古書店にて。
 吉原雅彦『サクラダリセット 1』SF系サイト「司書の駄弁者」に何度かめい文句投稿されてた小説のマンガ版。
 小林信彦『大統領の密使』オヨヨ大統領シリーズ第4巻。何年ぶりかで発見。
 梨木香歩『裏庭』こないだNHK「ビブリオバトル」で日本編「チャンプ本」に。
 宮部みゆき『英雄の書』著者のファンタジーは『ブレイブ・ストーリー』でおもしろさ確定済み。

2014年5月 7日 (水)

タスクオーナ『氷菓 6』

 タスクオーナ『氷菓 6』良。
 原作・米澤穂信のマンガです。月刊誌に連載されてて、2012年秋にアニメが終わった時点でたぶん1巻しか出てなかったと思う(「告白と言えばそうかもしれません」ってとこまで)くらいのペースなので、こりゃ原作の古典部シリーズ第1巻『氷菓』分が終わったらマンガの連載も終わるな、と思ってました。
 
 だから本屋に入須冬実が表紙の4巻が並んだ時には意外でした。まだ続いてたのか、と。そこまで来れば、『クドリャフカの順番』もマンガ化するのは当然かもしれません。なんせ一番エキサイティングな巻ですから。
 
 第20話「持つべきものは」…原作にはない「水着回」で、テレビでは放映されず、11.5話としてネット配信され、のちにマンガ版第3巻特装版の付録としてDVDが添付された。
 ただし、これはそのアニメ・オリジナル・エピソードを元に、米澤穂信が新たにストーリーを創った、古典部シリーズの新作と呼んでもいい作品である。アニメ11.5話はネット(の無断掲載?)で観たが、正直つまらなかった。でもこのマンガ版は良い。これを元にあらためてアニメを作ってくれないだろうかと思う(11.5話ver.2.0、とかで)。
 
 第21話「眠れない夜」…アニメ12話のアヴァンタイトル(主題歌前の短い部分)にあたる部分で丸々一話使ってしまっている。なんというスローペースだ。でも、絵はアニメだが話は原作に準拠してて、いい。
 
 第22・23話「限りなく積まれた例のあれ 1・2」…「前しか見えなくなる眼鏡が」ってとこまで。
 
 アニメからは度し難く遅れてるのはともかく、この連載はある意味、得だな。小説とアニメの、いいとこどりをしてる。&もっといい絵を思いついたらそれを使えるし。(古書店でパラ見した5巻では、最終章でチャットルームを採用していて、アニメ版での表現を取り入れつつ原作のいい面を活かしていた)
 
 なお、アニメ版とはちがい、ボーカロイドじゃなかった。さて、なんでしょう?

古本・新本

 古書店にて。
 木尾士目『五年生 4・5』これで完結。
 ザッパー『愛の一家』北村薫の『リセット』に出てきてた。
 シマック『中継ステーション』昔高校の図書室で読んだっけ。
 シマック『人狼原理』ゼラズニイの「十二月の鍵」みたいな?
 それにしても、他にもなつかしい青背がいろいろ。近隣でSFファンが亡くなったか?
 
 書店にて。
 タスクオーナ『氷菓 6』古書店でも買ったことないのに! こちらにそそのかされた。&これにそそられた。

2014年5月 5日 (月)

書評ゲーム ビブリオバトル

 午後1時過ぎ、NHKラジオで「書評ゲーム ビブリオバトル」なんてのをやってたので聴いた。子供たちに読ませたい日本の本、外国の本、とのこと。
 
 ひとり持ち時間5分?自分には無理だと思いつつ、トップバッターのはいだしょうこを手に汗握って聴いた。ふだんバラエティー番組で見る彼女と違って、たいへんまとまったお話で感心しました。
 次のドリアン助川(叫ぶ詩人の会の)は大勢の人前でのしゃべりになれたふうで安心して聴けました。
 作家の山崎ナオコーラが、はいだしょうこの遥か上を行く緊張ぶりで、小保方さんを応援するように応援してしまいました。
 ロバート・キャンベルはそれこそ大学教授らしくおしゃべりにはなれたものでしたが、ほとんどあらすじをしゃべるばかりで「オマエハ浜村淳か」と突っ込み。
 四人の中から一番良かった人に拍手をと司会者が言ったのでびっくり。生放送なのにガチンコやん。山崎ナオコーラに拍手が少なかったらどうしようとドキドキしたが、最終的に彼女が日本の本部門でベストに選ばれ、ぜひ「裏庭」を読んでみたいと思った。
 
 ここで席をはずしたので風花ちゃんのは聴けなかった。小島さんのも最後30秒ほどだけ。残念。
 鹿島茂は子供に語りかけるように、しかし固い言葉を平気で並べるもんで、まるで「こども電話相談室」の先生みたいで笑ってしまった。紹介した本の内容も話のシメも、テーマからずれてて(むしろ逆?!)苦笑。
 
 最初の3人が、若い頃の生きづらさをそろって語っていたので、ちょっと聴いててつらい面もあったが、放送中はけっこう笑ってしまった。なにがおかしかったのか、自分。一番おかしかったのは、たぶん、鹿島茂のズレかた、かな?
 ちなみに海外篇のベストは小島さん。
 
 はいだしょうこ:「ほしとたんぽぽ」/金子みすゞ
 ドリアン助川:「銀河鉄道の夜」/宮沢賢治
 山崎ナオコーラ:「裏庭」/梨木香歩
 ロバート・キャンベル:「走れメロス」/太宰治
 春名風花:「灰かぶり」/グリム童話
 小島慶子:「ありのフェルダ」/オンドジェイ・セコラ
 鹿島茂:「子ども」/ジュール・ヴァレス

2014年5月 4日 (日)

週間ジャンル別ベストセラー

 産經新聞5月2日、週間ジャンル別ベストセラー(文芸)4/21〜27、紀伊国屋書店梅田本店調べ。
 6位に『小説言の葉の庭』!

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