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2014年10月17日 (金)

七尾与史『バリ3探偵圏内ちゃん』

 七尾与史『バリ3探偵圏内ちゃん』読了。いまいち。
 人付き合いが苦手だがネットでは一目おかれる名探偵。そんな「圏内ちゃん」の出入りする「忌女板」メンバーが連続殺人事件に巻き込まれ?
 というような話。あらすじに惹かれ、新刊購入。
 探偵ぶりは、それほどでもない。以前読んだディーヴァー『青い虚空』などの類似作品を越えるものではない。
 プロローグで忌女板の盛り上がる「祭り」が、集団リンチめいて鬱陶しい。
 本編の事件の犯人が「コータ」という呼び名で、プロローグの「黄太」が重要参考人筆頭なのだが、当然「真犯人は?もしや語り手?」などと憶測しながら読むのだが、探偵小説としては反則的な情報の後出しで、がっかり。(読み返してないけど、たぶん)
 語り手は、そんな据え膳あり?という展開で結婚したという設定だが、彼らの夫婦関係にまるでふれてないのはけしからんのである。ここはドキドキシーンのひとつもないと、肩透かしにも程があるってなもんである。
 ところでこの文庫本、新潮文庫だということに読み終わるまで気づかなかった。表紙絵も背も、らしくない。紐もない。一方で挿絵あり。
 新潮文庫NEXというレーベルだと、表紙に書いてあった。でも表紙カバーを外すと、新レーベルである痕跡はどこにもない。
そういえば、新潮文庫ならたいていあるはずの解説がない。そういう扱い・位置付けのレーベルなのか。

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