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2015年1月

2015年1月30日 (金)

冨田勲『惑星』

 先日レンタルした冨田勲のシンセサイザーによる、ホルスト『惑星』(1977)。
 以前「タモリ倶楽部」に冨田勲が出演して、当時のシンセサイザーを披露するとともに、音を作る実演もしていたのだが、このアルバムほどのクオリティをあの作業の積み重ねで作り上げるとは、気の遠くなるおもいがする。オーケストラかと思うほどの部分もあれば、かなりアレンジしてる部分もある。「木星」はこないだNHK「らららクラシック」でやってたのがすばらしかったので、あまりの違いにがっかりした。それでも当時は衝撃的(アルバム全体として)だったのだろうな。(デビュー作ではないけど)。
 解説は荻昌弘(!)。みごとに賞賛するものだなぁと、苦笑いしつつ感心。ホルストはスコアからの逸脱は厳しく禁じたらしい。よくぞここまでの逸脱が認められたものだ。これまでの作品のクオリティがものを言ったのだろう。
 ともあれ、オーケストラ版で聴き直したい。
 
 あっ、アルバム『月の光』のジャケット、ルソーの「夢」なんだ。。。

2015年1月29日 (木)

原田マハ『楽園のカンヴァス』

 原田マハ『楽園のカンヴァス』読了。良!
 倉敷の大原美術館で監視員として働きながら、母と娘との三人で暮らす早川織絵。ある日、館長室に呼び出された織絵は、そこにいた暁星新聞社文化事業部部長の高野と名乗る男から、企画中のルソー展の交渉窓口になるよう求められる。学芸員でもない一介の監視員にすぎない織絵だが、意外な要請を聞いて、かつてのパリでの出来事がよみがえる。
 上質のミステリー。17年前、彼女がもう一人のルソー研究者とともに鑑定を依頼された、ルソー作とされる「夢をみた」の真贋と、何者かの手による物語「夢をみた」の内容が読者を引き込む。
 最終章が少々肩透かし(もっとなにかあると思ってた)だが、それでも彼らの心のなかを思い、胸がいっぱいになった。
「その一言こそが真理だった。この百年のあいだ、モダン・アートを見出し、モダン・アートに魅せられた幾千、幾万の人々の胸に宿ったひと言だったのだ」
 モダン・アートを正しく評価することは私にはできない。でも、この小説の主人公がティムでも織絵でもなく「モダン・アート」なのだと言わんばかりのこの言葉が、モダン・アートに向ける著者の熱い思いを表しているように思われる。
 (でもやっぱり、「パンドラの箱」は大げさじゃん。家族問題も拍子抜けだし。と言っておく)
 (パンドラの箱のふたが開いて、ふっきれたから明るくなって、娘もイッチョカミしやすい雰囲気になり、わだかまりに雪解けムード、という流れ?)

2015年1月24日 (土)

Mac不調

 MacBookのドライブがだめかも。生DVD-Rを認識しない。
 ディスクユーティリティを立ち上げても「ディスク情報を収集中」と言ったきり先に進まない。
 アップルメニューの「このMacについて」を選んだときに無反応なのも関係ある?
 (となりの「Finderについて」なら、ちゃんとそのウインドウが開く)
 すでに起動してる「アプリケーションの強制終了」も反応しないので止められない。
 とりあえず、Macを再起動するか。
 あかん。メニューで再起動を選んでも反応せず。システム終了も、できない。
 最後の手段。電源ボタン押す。再起動成功。
 そろそろパソ内の終活しといたほうがいいかな。

陳舜臣

 古書店にて。
 陳舜臣『青玉獅子香炉』。米澤穂信が氏の死後「読もう」とつぶやいていたので。
 氏の作品は、昔ラジオドラマ「玉嶺よふたたび」を聴いたのがはじめ。
 その後『玉嶺よふたたび』と『夢ざめの坂』を読んだが、あまり合わなかったと思う。
 『秘本三国志』は一巻を読みかけたが挫折した。
 (三国志クリアの試みは、その後『蒼天航路』で果たされた)

2015年1月23日 (金)

スギテツ、CDレンタル

 NHKラジオ「午後のまりやーじゅ」のゲストは、クラシック・デュオ?「スギテツ」。
 おもしろい! 和風ハンガリー舞曲とか、犬のおまわりさんぽい運命とか。
 なにより演奏がすばらしくうまい。
 借りてみようとレンタル屋さんへ行ったが、置いてない。代わりに・・・
 lecca『lecca』
 lecca『tough Village』
 冨田勲『惑星』
 大塚博堂『シングルス』
 4枚千円。
 帰りがけ、新刊書コーナーをざっと見てまわる。
 原田マハ『楽園のカンヴァス』を手に取り、第一章をぱらぱら見ていたら、心がふるえた。
 記憶を取り戻したコーウィンだ、ロングキス・グッドナイトのヒロインだ・・・全然ちがうが。
 古書店に行くたびにかならずチェックしてたのに、新刊購入。

2015年1月22日 (木)

すっぴん、杏子

 きのうのNHKラジオ「すっぴん」のインタビュー・コーナーは再放送で、杏子だった。これはうれしい。
 元バービーボーイズ。解散後の杏子のソロアルバムも、2枚は聴いた(レンタル)。
 女優業については、ドラマ「神はサイコロを振らない」に出てたのは知ってる。
 きょうもインタビューは再放送。ヒップホップ・ソロユニット「DJみそしる&MCごはん」。知らんなぁ。
 料理のレシピを歌詞にしてるという。それを聞いてなければ、何を歌っているのか聞き取れない。
 やっぱりヒップホップは苦手だ。
 なかなか楽しいインタビューだが、なんでこれが「これまで放送した中から好評だったものを再放送」になるのか、疑問。今日のは先月4日放送分という。待てよ、きのうのは先月11日だった。
 ははあ、選挙の経歴・政見放送で大変聞きづらかった2週間のだ。だったらそう言えばいいのに。杏子さんのインタビューをあんなズタズタにしてたのか、失礼な。

2015年1月21日 (水)

『壇蜜日記』

 壇蜜『壇蜜日記』読了。まあまあ。

 十ヶ月あまりかけて書かれた、壇蜜の壇蜜な日々。
 仕事と猫と魚と眠気の話が多い。
 週刊誌にでも連載してたのだろうと思ったら、文庫書き下ろしだそうで、おどろき。
 毎日1行〜10行前後の、改行のない、感情をあまりみせない文章。同じだ、共感。
 けっこう自己評価の低い人である。美人じゃないとか、嫌われてるとか。
 まあ実際風当たりは強いんだろうけど、あの顔に不細工要素は見あたらないがなぁ。
 靴を履かせてもらうのも履かせるのも好きだとか。エヴァンゲリオンを観る人のようなので、アニメ『言の葉の庭』をお勧めしたい。靴と素足がハイライトの映画。

2015年1月19日 (月)

『天冥の標 I メニー・メニー・シープ 下』

 小川一水『天冥の標 I メニー・メニー・シープ 下』読了。良。

 上巻ですでに明らかになっていた数々の問題がどんどん深刻になっていく。

 ドラマチックだ。。。。すごい。

 それにしても、風呂敷ひろげまくって、あとどうすんですか。

 今後、全十部かけて伏線回収し収拾つけるとなると、続きを読まないわけにいかない。

 もう第2巻を最初に読んだみたいには、飛ばし読みできないなぁ。

 地下から云々の問題も、広げた風呂敷の一部として、かわされてしまった。

古書店にて

 古書店にて。
 『天冥の標 VIII ジャイアント・アーク PART 1』。
 マイクル・フリン『異星人の郷 上』。下巻は既買未読。
 レーズン『あの頃について 〜シーズン・オブ・レーズン〜』(CD)。旧グレープの再結成ユニット。

2015年1月18日 (日)

古書店にて

 古書店にて。
 『天冥の標 I メニー・メニー・シープ 下』&『天冥の標 III アウレーリア一統』。

2015年1月16日 (金)

古書店にて

 古書店にて。
 『栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック』。SFファンとしては、アンナ・カヴァン、ル・グイン、RFヤングが気になる。(ヤング「たんぽぽ娘」は井上一夫・訳(創元推理文庫版))。
 さだまさし『さよならにっぽん』(CD)。

2015年1月15日 (木)

ベーコン・エピ

 某スーパーにて、ベーコン・エピ購入。百円弱。安いっ!

 ボリュームは他店で150円とか200円超とかするのと変わらず。ほどよく堅く、味も好み。

 この値段なら文句のつけようもない。満点!

2015年1月12日 (月)

積ん読本をなんとかする

 積ん読本をなんとかする試み。数十分ずつ読んでみる。
 『げんしけん 17』まあこれは、なんなく完読。春までに決着つくのだろうか。
 『銀河帝国興亡史 1』完読。表紙のクオリティは星野之宣に匹敵。中身は時々、世界文学入門漫画的になる(ちょっと手抜きかと感じてしまう)ことも。
 『世界堂書店』米澤穂信責任編集。SFみたいなので「シャングリラ」を読んだが、15ページくらいなのに睡魔におそわれ、小一時間かかった。つまんなかった。
 『史上最強のオタク座談会2 回収』岡田斗志夫・田中公平・山本弘。これが一番おもしろかった。

2015年1月11日 (日)

古書店にて

 古書店にて。
 『げんしけん 17』。最近の展開は、新刊が待ち遠しいってほどでもなくって。
 『もやしもん 9』。とりあえず、10巻まではそろった。
 『銃夢 外伝』。LastOrder編は好きではないが、これは面白そう。
 『銀河帝国興亡史 1』。なんと漫画! 出版当時話題に。原作未読。

2015年1月10日 (土)

バッテリー?

 画面に急に、メッセージが。
 「コンピュータの再起動が必要です。電源が切れるまでパワーボタンを押し続けてから、もう一度パワースイッチを押します。」
 たぶん、バッテリーだな。用心(覚悟?)しとかないとな。 

『満願』

 産經新聞の[月刊ベストセラー」(トーハン調べ 平成26年12月期)の10位に『満願』が!
 小説では唯一。
 1、4位はポケモン。5位、モンスターストライク。7位、妖怪ウォッチ。8位、かいけつゾロリ。
 こんななかで、よくがんばりました!

2015年1月 8日 (木)

小川一水『天冥の標 I メニー・メニー・シープ 上』

 小川一水『天冥の標 I メニー・メニー・シープ 上』まあまあ。

 西暦2803年。惑星ハーブCの植民地メニー・メニー・シープは、ロボット兵と原住種族兵の兵力を握る植民地臨時総督、通称「領主」が、実質的独裁体制を取っていた。

 それに対抗する《海の一統》の半自治都市セナーセー。地下に埋没してしまった移民宇宙船からの電力供給の制限措置。突如発生する伝染病。原住種族の抱えるストレス。不死の人造人間《ラヴァーズ》への迫害。

 さまざまなことが絡まりながら物語は・・・どこへ?

 地下で何かが見つかるパターンには食傷気味なんで、これからどう展開していくのか少々不安。

年賀状

 年賀状完成。
 他人の作品のコラージュ。去年、他人のイラストを借用するのは云々とえらそうに言ったのに(2014.03.18)。
 まあ、他人から借用はしたけど、コラージュの妙を味わって(ご笑覧)ください。
 借用(謝々)文献
 『羊の宇宙』夢枕獏・たむらしげる
 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップKディック
 『羊をめぐる冒険』村上春樹
 『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信
 『ノーストリリア』コードウェイナー・スミス
 『天冥の標 V 羊と猿と百掬の銀河』小川一水
 『天冥の標 I メニー・メニー・シープ』小川一水
 『羊たちの沈黙』トマス・ハリス
 『アンドロイドの夢の羊』ジョン・スコルジー
 『羊ヶ丘デパートメントストア』ヴァージンVS
 出版社ならびに装丁・装画者名は省略します。ありがとうございました。

2015年1月 7日 (水)

古書店にて。

 古書店にて。

 『夢の化石 今敏全短編』漫画に期待はしてない(失礼)が、気になる人。
 『腰ぬけ愛国談義』宮崎駿・半藤一利。NHKスイッチインタビューで見て、読みたかった。
 『まぐだら屋のマリア』原田マハ。「やぶれあり」で百円。破れが見つからず、去年出た文庫なのに儲けもの。
 『エイダ』山田正紀。バイロン、バベッジ、シェリー、ドイルらが登場する改変歴史もの。
 『悪魔の星』ジェイムズ・ブリッシュ。太陽系外惑星の進化した爬虫類に良心はあるか? ヒューゴー賞受賞。

2015年1月 6日 (火)

初詣

 仕事帰りに初詣。京都府八幡市、石清水八幡宮。

 京都平野の真ん中で、ケーブルカーに乗れる山があろうとは。

2015年1月 3日 (土)

ビブリア古書堂の事件手帖 6

 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 6〜栞子さんと巡るさだめ〜』まあまあ。

 篠川栞子から太宰治『晩年』を奪おうと強引な手に出たあげく、逮捕された田中敏雄。その田中が意外にも栞子に依頼してきたもうひとつの『晩年』とは。

 太宰の「走れメロス」「駆込み訴へ」「晩年」を取り上げながら迫る47年前の古書盗難の謎と、栞子や大輔の “巡るさだめ”。

 次か、その次で完結するらしい。この人もいさぎよいなぁ。

2015年1月 1日 (木)

去年良かった本、映画

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。年賀状
 去年良かった本。
 1.髙田郁の諸作品(みをつくし、銀二貫、出世花)
 2.原田マハ『キネマの神様』
 3.小川一水『天冥の標 II 救世群』
 4.新海誠『小説 言の葉の庭』
 5.『サンリオSF文庫総解説』
 
 去年良かった映像作品。
 ○ 宮崎駿「風立ちぬ」
 ○ ニッポン戦後サブカルチャー史

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